昔と比べて、家族のカタチは1個しかないようなカタチだったのに、今は状況に合わせたパターンがありカタチが何通り出来るようになりました。それと同じようにお墓のカタチも状況に合わせてカタチの変化が表せるようになりました。
日本の好景気による環境の変化
東京オリンピックで行われた1964年をきっかけに、1991年のバブル崩壊になるまでの約27年間、日本の経済状況は急成長し好景気でした。それと同時に、家庭の経済の方にも豊かになり、生活の仕方も変わり始めていました。生活が楽になる家電が作られるようになってついには家を買えるようになって、最終的には自分のお墓をもつ人も増えてきました。霊園の販売会があると、どこの霊園に行ってもすごい人気で長列になるくらいでした。予約がとれないイメージだと思えばいいですね。
好景気の裏にはカタチが変わり始めていた
そんなふうに好景気のおかげで霊園は盛り上がっていたのですが、その反面、裏では家族のカタチは変わっていました。まず子供を持たないというか出生率が落ちたり、離婚する人が増えたり、未婚で一人だけ育てるとかいろんなカタチが出来始めていました。特に出生率が低いっていうのも影響はあって高齢化社会にもなるくらいになっていました。
家族のカタチによってお墓のニーズの変化
昔は大きいお墓があるっていうイメージでしたが、今はもうシンプルにお墓も小さくなっていっていますよね。価格もお手頃になってました。昔のお墓はどういったものか簡単に説明すると、3㎡以上のお墓があって価格も最高300万くらい売っていました。今は価格もリーズナブルになっていて、デザインもおしゃれになってお墓も変わっていっているのです。
それだけではなく、3世代家族同居だとお墓に埋葬する数を多くするために遺骨をおおく納骨できる大きいお墓が必要としていましたが、先ほどお話があった家族のカタチも変わっていって必要がなかったり、生活のお金の心配があったり高齢者の介護問題もあったりと、そういうの大きい問題として「お墓にそんなにお金かけられない」という方が増えてきています。
まとめ
確かにこのような問題や、お墓の後継者がいないと成り立たないとかいろいろあって、お墓のニーズも変化していますが、昔から変わらないのは、日本人のすごいところは、先祖様に供養する、感謝する意味でお墓をする気持ちは、どんなカタチであろうか変わらないことだと誇りがありますよね。
横浜 お墓とご供養相談センター
お墓にまつわるご相談窓口 「お墓とご供養相談センター」
公式サイト: https://ohakanosoudan.org